イマジン・ヨコハマ 2050-2030

概要

Code for YOKOHAMAが2017年の市長選を機にICT政策提言「技術駆動都市ヨコハマ2030」を策定後、COVID-19の影響などで社会情勢は大きく変革しつつあります。 そうした変化を踏まえ、私たちCode for YOKOHAMAは提言のアップデート作業を行いました。 技術駆動都市ヨコハマ2030 version 2.0

「イマジン・ヨコハマ 2050-2030」は、技術駆動都市ヨコハマの重要なテーマをピックアップしつつ、これからの横浜にどうあってほしいのか、私たち市民はそのために何ができるのかを考えて行くためのウェビナーシリーズとして、2021年8月から隔週で開催しています。

配信は Code for YOKOHAMA公式YouTubeチャンネル にて行っています。


開催実績

第一夜(8/10)

テーマ:市民みんなのまちづくりを駆動する「デジタルツインYOKOHAMA」 ゲスト:Code for YOKOHAMAメンバー ほか 概要: 物理世界の空間および、空間内の事物や事象を、デジタルモデリング&IoTセンシングにより、サイバー(デジタル)空間上に再現・転記するといった「デジタルツイン」を、地域の都市計画やまちづくり、地域活性化などに役立てようとする動きが、いま国内外で急速に広まりつつあります。横浜市においても、「デジタルツインYOKOHAMA」を構築し、まずは「VR/ARオンラインイベント」に用いるといった取り組みが既に始まっています。 本セッションでは、21世紀における横浜市のまちづくりの新しいインフラとなる「デジタルツインYOKOHAMA」について、現時点の到着点と、これからの段階的な展望についてディスカッションを行いました。

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第二夜(8/11)

テーマ:イネーブリングシティ&都市デザイン ゲスト:横浜市大 武部貴則准教授、横浜市都市デザイン室 桂 有生氏 概要:データやテクノロジーは、現実(フィジカル)な世界とシームレスに繋がることで、バーチャル空間だけなくリアルな人間の「価値観」にも多大な影響を及ぼす時代になりました。 それは、コロナ禍におけるテレワークの急激な普及によってオフィスや住まいの在り方が変わるといった現象が起きたように、むしろリアル空間の意味を問い直す方向へ作用し、居住者の成長や可能性を引き出す都市(イネーブリング・シティ)という概念も登場しています。 本セッションでは、横浜市が50年に渡り続けてきた、都市づくりにおける機能性や経済性などの価値観と、美しさ、楽しさ、潤いなどの美的価値・人間的価値とをバランスさせ、特徴と魅力ある都市空間を形成する「都市デザイン」の取組みをベースに、それらの成果を受容しつつ、テクノロジーやイネーブリングという新たな要素を加えて今後の50年をどのように形成していくのかディスカッションを行いました。

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第三夜(8/13)

テーマ:シビックテックと市民参画 ゲスト:Code for Japan代表 関 治之氏、黒部市社会福祉協議会 小柴 徳明氏 概要: 行政と市民の関係は、この先どのような形になると良いでしょうか? いま全国各地で、テクノロジーを活用して地域の困りごとの解決に取り組んだり、地域の人を助ける活動を行なっている人が増えています。 このような活動は「シビックテック」と呼ばれています。 地域課題の解決に取り組むためには、市民と行政がフラットな立場で関わり、一緒に協力して実行していくことが効果的です。 特に今デジタルが急速に普及する中、オープンデータやオープンソースといった技術を使うことで、災害やパンデミックのような社会的な危機に対しても多様な人で急速にチームを立ち上げて取り組むことができるようになりました。 「ともに考え、ともにつくる」 そんな地域づくりを横浜でも進めていく上で、越えなくてはいけない壁は何か、そしてどんな未来を目指すのかディスカッションを行いました。

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第四夜(9/26)

テーマ:21世紀のヨコハマブランドとは? ゲスト:横浜市都市デザイン室 桂 有生氏 概要: リモートワーク、フレキシブルワークの社会普及により、「どこにでも住める」ようになった「ニューノーマル」のいまだからこそ、SNSをはじめとするソーシャルメディアや、3次元仮想空間(メタバース)等のコラボレーションツールを活用し、「なぜそこに住みたいと思うのか」を新たに問い直す必要性が生まれています。 都市デザインなどの取組によって、街のブランド価値を高め続けてきた横浜において、これからも住み続けたい街となり続けるための方策についてディスカッションを行いました。

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第五夜(10/10)

テーマ:クリエイティブシティ ゲスト:杉崎 栄介氏 概要: QOLの向上や、すべての市民が自己実現を目指せる都市となることを目指してデジタルを活用するにあたり、クリエイティブシティという文脈でどのようなことができるか、横浜で2030年に向けてQOL向上やイネーブリングという文脈において、今後クリエイティブ×デジタルで、どんな取組にチャレンジできるかなどについてディスカッションを行いました。

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第六夜(10/19)

テーマ:Co-Creation ゲスト:横浜市政策局共創推進課 中川 悦宏(なかがわ よしひろ)氏 概要: 市民や企業など産官学民全ての人たちが個々の能力を発揮して、あらゆる分野における創造的かつ活力ある発展に資する活動ができる環境を実現するためにデジタルをどのように活かしていけるかディスカッションを行いました。

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番外編(11/11)

テーマ:オープンデータソフトクリーム ゲスト:Code for YOKOHAMA 石塚 清香(CSO)、下山 紗代子(CBO) 概要: 番外編ゆるバージョンとして「オープンデータソフトクリーム」をテーマにお届けしました♪ ・技術駆動都市ヨコハマ2030紹介 ・オープンデータソフトクリームとは? ・ソフトクリームデータ活用事例紹介

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第七夜(11/26)

テーマ:デジタル技術活用による市民生活の質の向上1:快適に安心して健康にくらせるまちづくり ゲスト:CODESIGN TOKYO代表 川中子 枝里(かわなご えり)氏 概要: 第八夜のゲストはCODESIGN TOKYO代表で、Code for YOKOHAMAのメンバーでもある川中子さんをお招きしました。 川中子さんは、BIMをはじめとしたデジタル技術を活用して、地域の「あったらいいな」をカタチにするということに取り組んでおられます。 また、CODESIGN TOKYOの会社としても育児中の方、学びながら働いている方など多様な働き方を応援するチームづくりを実践されています。 川中子さんが取り組んでいること、取り組もうとしていることを伺いながら、横浜の多様性の現在とこれからについてディスカッションしました。

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